プログラミングに関する資格の一覧、難易度やおすすめの資格など

プログラミングに関する資格 プログラミングの始め方
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この記事(きじ)は、

疑問

「プログラミングに(かん)する資格(しかく)って、どんなものがあるのかな?」

という人向(ひとむ)けの記事(きじ)です。

プログラミングに(かぎ)らず、IT系(あいてぃーけい)資格全般(しかくぜんぱん)について記載(きさい)しています。

対象プログラミングやITエンジニアに関する資格に興味のある方。
概要プログラミングやITエンジニアに関する資格にどんなものがあるか、どれがいいのか、キャリア・経験年数別のおすすめも紹介。
筆者Zuu [ ]

IT企業で管理職を務める現役ITエンジニア。
若手エンジニアの教育や採用を担当。資格も多数保有。


保有資格
・プロジェクトマネージャ
・システムアーキテクト
・エンベデッドシステムスペシャリスト
・応用情報技術者

はじめに

IT(あいてぃー)エンジニアは、医師(いし)弁護士(べんごし)(ちが)って、職業(しょくぎょう)()くために必要(ひつよう)資格(しかく)はありません。

とはいっても、やはり資格(しかく)()っていることに()したことはありません。 プログラミング学習(がくしゅう)のモチベーションにもなりますからね。

プログラミングに関する資格を取得するメリット・デメリット

メリットに(かん)しては、まずは(なん)()っても、能力(のうりょく)証明(しょうめい)する手段(しゅだん)となるということが(おお)きいですね。 自信(じしん)にもつながりますし、どんどんレベルが()がっている(かん)じがすることでしょう。

また、企業(きぎょう)によっては毎月(まいつき)給与(きゅうよ)手当(てあて)がついたり、一時金(いちじきん)をもらえたりということもあります。 あとは、プログラミングで副業(ふくぎょう)をしたいと(かんが)えている(ひと)にとっては、多少(たしょう)のアドバンテージにはなるかもしれませんね。 実績以外(じっせきいがい)能力(のうりょく)証明(しょうめい)する手段(しゅだん)は、資格(しかく)ぐらいしかないので。

デメリットに(かん)しては、受験料(じゅけんりょう)参考書代(さんこうしょだい)がかかるということぐらいしかありません。

プログラミングに関する資格と就職面接時の評価

正直(しょうじき)資格(しかく)()っていても評価(ひょうか)()がることはほとんどないです。

筆者(ひっしゃ)面接官(めんせつかん)をすることがありますが、高校生(こうこうせい)なら「基本情報技術者試験(きほんじょうほうぎじゅつしゃしけん)」、 大学生(だいがくせい)なら「応用情報技術者試験(おうようじょうほうぎじゅつしゃしけん)」を()っていたら、よく勉強(べんきょう)しているなぁと関心(かんしん)しますね。

筆者(ひっしゃ)は、資格(しかく)()っている応募者(おうぼしゃ)(たい)しては、資格取得(しかくしゅとく)目的(もくてき)やどういう勉強(べんきょう)をしたかなどを質問(しつもん)しています。 よって、面接(めんせつ)での話題(わだい)の1つになる可能性(かのうせい)はありますね。

ちなみに、筆者(ひっしゃ)転職活動(てんしょくかつどう)をしていた(とき)は、スペシャリスト資格(しかく)応募書類(おうぼしょるい)記載(きさい)していましたが、 一度(いちど)質問(しつもん)されることはありませんでした(笑)。 中途採用(ちゅうとさいよう)は、実務能力(じつむのうりょく)のほうが重視(じゅうし)されますからね。

プログラミングに関する資格の種類

資格(しかく)には、国家資格(こっかしかく)民間資格(みんかんしかく)があります。

国家資格と民間資格

国家資格(こっかしかく)とは以下(いか)のものを()します。

(くに)法律(ほうりつ)(もと)づいて、各種分野(かくしゅぶんや)における個人(こじん)能力(のうりょく)知識(ちしき)判定(はんてい)され、特定(とくてい)職業(しょくぎょう)従事(じゅうじ)すると証明(しょうめい)されるもの

日本(にほん)では、情報処理推進機構(じょうほうしょりすいしんきこう)実施(じっし)している情報処理技術者試験(じょうほうしょりぎじゅつしゃしけん)有名(ゆうめい)です。情報処理技術者試験(じょうほうしょりぎじゅつしゃしけん)国家資格(こっかしかく)ではありますが、IT(あいてぃー)エンジニアやプログラマになるにあたって必須(ひっす)資格(しかく)ではありません。

それに(たい)して、民間資格(みんかんしかく)とは以下(いか)のものを()します。

民間団体(みんかんだんたい)個人等(こじんとう)が、自由(じゆう)設定(せってい)でき、独自(どくじ)審査基準(しんさきじゅん)(もう)けて任意(にんい)(あた)える資格(しかく)

IT業界(あいてぃーぎょうかい)では、マイクロソフトやオラクルなど(たか)いシェアを()っているメーカーが(おこな)っていることが(おお)いです。

国際資格

民間資格(みんかんしかく)(なか)には、世界水準(せかいすいじゅん)認定制度(にんていせいど)により日本国内(にほんこくない)だけではなく世界(せかい)通用(つうよう)する国際資格(こくさいしかく)()ばれるものがあります。海外(かいがい)での勤務(きんむ)目指(めざ)している場合(ばあい)には能力(のうりょく)証明(しょうめい)する手段(しゅだん)になるので、国家資格(こっかしかく)よりも優先(ゆうせん)して取得(しゅとく)すると()いでしょう。

プログラミングに関する資格の一覧

IT系(あいてぃーけい)のすべての資格(しかく)ではなく、有名(ゆうめい)資格(しかく)記載(きさい)しています。

資格一覧表

カテゴリ 国家資格(こっかしかく) 民間資格(みんかんしかく)
利用者向(りようしゃむ) IT(あいてぃー)パスポート試験(しけん)
情報(じょうほう)セキュリティマネジメント試験(しけん)
基礎知識(きそちしき) 基本情報技術者試験(きほんじょうほうぎじゅつしゃしけん)
応用知識(おうようちしき) 応用情報技術者試験(おうようじょうほうぎじゅつしゃしけん)
ネットワーク ネットワークスペシャリスト試験(しけん) シスコ技術者認定(ぎじゅつしゃにんてい)
ノベル認定技術者(にんていぎじゅつしゃ)
データベース データベーススペシャリスト試験(しけん) オラクル認定技術者(にんていぎじゅつしゃ)
組込(くみこ) エンベデッドシステムスペシャリスト試験(しけん)
システム設計(せっけい) システムアーキテクト試験(しけん)
マネジメント プロジェクトマネージャ試験(しけん) PMP(ぴーえむぴー)
IT戦略(あいてぃーせんりゃく) ITストラテジスト試験(しけん)
IT(あいてぃー)サービス IT(あいてぃー)サービスマネージャ試験(しけん) ITIL(あいてぃる)
システム監査(かんさ) システム監査技術者試験(かんさぎじゅつしゃしけん) CISA(しさ)
セキュリティ 情報処理安全確保支援士試験(じょうほうしょりあんぜんしえんししけん) CISM(しすむ)
C言語(しーげんご) C言語(しーげんご)プログラミング能力認定試験(のうりょくにんていしけん)
C#(しーしゃーぷ) MCP C#(えむしーぴー しーしゃーぷ)によるプログラミング
Java(じゃば) オラクル認定Java(にんていじゃば)プログラマ
Java(じゃば)プログラミング能力認定試験(のうりょくにんていしけん)
JavaScript(じゃばすくりぷと) CIW JavaScript(しーあいだぶりゅ じゃばすくりぷと)・スペシャリスト
Perl(ぱーる) CIW Perl(しーあいだぶりゅ ぱーる)・スペシャリスト
PHP(ぴーえいちぴー) PHP技術者認定試験(ぴーえいちぴーぎじゅつしゃにんていしけん)
Python(ぱいそん) Python(ぱいそん)エンジニア認定試験(にんていしけん)
Ruby(るびー) Ruby技術者認定試験制度(るびーぎじゅつしゃにんていしけんせいど)
VBA(ぶいびーえー) VBA(ぶいびーえー)エキスパート
HTML/CSS(えいちてぃーえむえる/しーえすえす) CIW HTML5&CSS3(しーあいだぶりゅ えいちてぃーえむえる しーえすえす)・スペシャリスト
HTML(えいちてぃーえむえる)5プロフェッショナル認定試験(にんていしけん)
Android(あんどろいど) Android技術者認定試験(あんどろいどぎじゅつしゃにんていしけん)

国家資格一覧

ITパスポート試験

情報技術(じょうほうぎじゅつ)(かん)する共通的(きょうつうてき)基礎知識(きそちしき)習得(しゅうとく)しているかどうかを確認(かくにん)する試験(しけん)です。 プログラマ・IT(あいてぃー)エンジニア()けというよりは、社会人全般向(しゃかいじんぜんぱんむ)けの試験(しけん)になります。 プログラマ・IT(あいてぃー)エンジニアを目指(めざ)しているのなら、無理(むり)取得(しゅとく)する必要(ひつよう)はないでしょう。 就職活動(しゅうしょくかつどう)でも(とく)評価(ひょうか)されないと(おも)います。

情報セキュリティマネジメント試験

情報(じょうほう)システムの利用部門(りようぶもん)において情報(じょうほう)セキュリティの確保(かくほ)維持(いじ)改善(かいぜん)するための知識(ちしき)習得(しゅうとく)しているかどうかを確認(かくにん)する試験(しけん)です。 IT(あいてぃー)パスポート試験(しけん)(おな)じく、プログラマ・IT(あいてぃー)エンジニア()けではありません。 プログラマ・IT(あいてぃー)エンジニアを目指(めざ)しているのなら、無理(むり)取得(しゅとく)する必要(ひつよう)はないでしょう。 就職活動(しゅうしょくかつどう)でも(とく)評価(ひょうか)されないと(おも)います。

基本情報技術者試験

IT人材(あいてぃーじんざい)として必要(ひつよう)基本的知識(きほんてきちしき)技能(ぎのう)をもち、実践的(じっせんてき)活用能力(かつようのうりょく)()()けているかどうかを確認(かくにん)する試験(しけん)です。 プログラマ・IT(あいてぃー)エンジニアの登竜門(とうりゅうもん)()える資格(しかく)です。 プログラマ・IT(あいてぃー)エンジニアを目指(めざ)しているのなら、まずはこの資格(しかく)から挑戦(ちょうせん)することになるでしょう。 就職活動(しゅうしょくかつどう)では(すこ)考慮(こうりょ)される程度(ていど)です。入社後(にゅうしゃご)取得(しゅとく)推奨(すいしょう)している会社(かいしゃ)もあるので、学生(がくせい)のうちにとっておくと(もしくは勉強(べんきょう)しておくと)()いです。 筆者(ひっしゃ)はこの資格(しかく)保有(ほゆう)していませんが、新人教育担当(しんじんきょういくたんとう)になった(あと)何度(なんど)()いてみました。 基本的知識(きほんてきちしき)をきちんと理解(りかい)していれば、間違(まちが)いなく合格(ごうかく)できる難易度(なんいど)だと(おも)います。 アルゴリズムがわからない、問題文(もんだいぶん)(はや)とちりしてしまうという(ひと)午後(ごご)鬼門(きもん)かなと(かん)じました。

試験(しけん)()けなくても、基礎知識(きそちしき)()につけるために参考書(さんこうしょ)()っておいてもよいでしょう。参考書(さんこうしょ)以下(いか)のどちらかがおすすめです。

応用情報技術者試験

IT人材(あいてぃーじんざい)として必要(ひつよう)応用的知識(おうようてきちしき)技能(ぎのう)()()けているかどうかを確認(かくにん)する試験(しけん)です。 基本情報技術者試験(きほんじょうほうぎじゅつしゃしけん)(つぎ)取得(しゅとく)することが推奨(すいしょう)されている資格(しかく)です。 この資格(しかく)()っていれば、プログラマ・IT(あいてぃー)エンジニアとして1人前(にんまえ)()えるでしょう。 学生時代(がくせいじだい)にこの資格(しかく)取得(しゅとく)する(ひと)(まれ)ですから、就職活動(しゅうしょくかつどう)ではちょっとした武器(ぶき)になるかもしれません。 (ひと)によっては基本情報技術者試験(きほんじょうほうぎじゅつしゃしけん)より簡単(かんたん)(かん)じることもある試験(しけん)です。 プログラミング不要(ふよう)試験(しけん)ですが、各分野(かくぶんや)知識(ちしき)をある程度習得(ていどがくしゅう)していないと合格(ごうかく)(むずか)しい試験(しけん)です。 筆者(ひっしゃ)大学時代(だいがくじだい)に1度不合格(どふごうかく)になっています(当時(とうじ)第一種情報処理技術者(だいいっしゅじょうほうしょりぎじゅつしゃ)でしたが)。 知識(ちしき)レベルとしては、情報系(じょうほうけい)大学(だいがく)講義(こうぎ)(まな)内容(ないよう)ぐらいかと(おも)います。 プログラマ・IT(あいてぃー)エンジニアなら最低(さいてい)このぐらいのレベルに(たっ)しておきたいところです。

ネットワークスペシャリスト試験

専門分野(せんもんぶんや)としてネットワークに関係(かんけい)する固有技術(こゆうぎじゅつ)()()けているかどうかを確認(かくにん)する試験(しけん)です。 ネットワークを専門(せんもん)としている場合(ばあい)は、取得(しゅとく)しておいたほうが(のぞ)ましいです。 難易度(なんいど)(たか)いため、より実践的(じっせんてき)なベンダー資格(しかく)(さき)取得(しゅとく)したほうが()いかもしれません。

データベーススペシャリスト試験

専門分野(せんもんぶんや)としてデータベースに関係(かんけい)する固有技術(こゆうぎじゅつ)()()けているかどうかを確認(かくにん)する試験(しけん)です。 データベースを専門(せんもん)としている場合(ばあい)は、取得(しゅとく)しておいたほうが(のぞ)ましいです。 難易度(なんいど)(たか)いため、より実践的(じっせんてき)なベンダー資格(しかく)(さき)取得(しゅとく)したほうが()いかもしれません。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験

専門分野(せんもんぶんや)としてエンベデッドシステムに関係(かんけい)する固有技術(こゆうぎじゅつ)()()けているかどうかを確認(かくにん)する試験(しけん)です。 ハードウェアとソフトウェアの両方(りょうほう)知識(ちしき)必要(ひつよう)となってくるので、難易度(なんいど)(たか)いです。 午後問題(ごごもんだい)(わり)実践的(じっせんてき)問題(もんだい)()ることも(おお)く、()くのが(たの)しいものもあります。 レベル4の試験(しけん)得意(とくい)としている分野(ぶんや)()るだけで大幅(おおはば)合格率(ごうかくりつ)()わります。 何回(なんかい)かトライしてみると、“俺得(おれとく)な”問題(もんだい)()るかもしれません。

システムアーキテクト試験

アーキテクチャ設計技術(せっけいぎじゅつ)および情報(じょうほう)システム開発技術(かいはつぎじゅつ)(ゆう)しているかどうかを確認(かくにん)する試験(しけん)です。 多少(たしょう)マネジメント要素(ようそ)があるものの、プログラマ・IT(あいてぃー)エンジニア(けい)としては最上位(さいじょうい)位置(いち)する資格(しかく)です。 アーキテクチャ設計(せっけい)問題(もんだい)(わり)実践的(じっせんてき)問題(もんだい)()ることも(おお)く、()くのが(たの)しいものもあります。 論文(ろんぶん)必要(ひつよう)となるため、スペシャリスト試験(しけん)(ちが)って苦手(にがて)としている(ひと)(おお)いようです。

プロジェクトマネージャ試験

プロジェクトの管理(かんり)運営技術(うんえいぎじゅつ)(ゆう)しているかどうかを確認(かくにん)する試験(しけん)です。 設計要素(せっけいようそ)(かん)する問題(もんだい)はほぼ()ないと()っても()いです。 PMP(ぴーえむぴー)(ちが)って受験料(じゅけんりょう)(やす)いため、会社(かいしゃ)補助(ほじょ)がなく自費(じひ)()ける(ひと)にはこちらがおすすめです。 おそらく午後(ごご)Iの記述問題(きじゅつもんだい)と、午後(ごご)IIの論文(ろんぶん)どちらかが鬼門(きもん)になると(おも)うので、十分(じゅうぶん)対策(たいさく)必要(ひつよう)になるでしょう。

ITストラテジスト試験

企業(きぎょう)経営戦略(けいえいせんりゃく)(もと)づいて、情報技術(じょうほうぎじゅつ)活用(かつよう)した改革(かいかく)高度化(こうどか)最適化(さいてきか)(おこな)うことができるかどうかを確認(かくにん)する試験(しけん)です。 業務改善計画(ぎょうむかいぜんけいかく)などが(おも)となるため、あまりプログラマ・IT(あいてぃー)エンジニア()けとは()えません。 スペシャリストよりは管理職向(かんりしょくむ)けの資格(しかく)()えると(おも)います。

ITサービスマネージャ試験

IT(あいてぃー)サービスのマネジメント技術(ぎじゅつ)(ゆう)しているかどうかを確認(かくにん)する試験(しけん)です。 システムのリスクやコストを管理(かんり)する技術(ぎじゅつ)(もと)められるため、あまりプログラマ・IT(あいてぃー)エンジニア()けとは()えません。 スペシャリストよりは管理職向(かんりしょくむ)けの資格(しかく)()えると(おも)います。

システム監査技術者試験

情報(じょうほう)システムや組込(くみこ)みシステムの監査技術(かんさぎじゅつ)(ゆう)しているかどうかを確認(かくにん)する試験(しけん)です。 監査業務(かんさぎょうむ)従事(じゅうじ)している人向(ひとむ)けなので、あまりプログラマ・IT(あいてぃー)エンジニア()けとは()えません。 スペシャリストとも管理職(かんりしょく)とも(ちが)う、(すこ)特殊(とくしゅ)職務(しょくむ)資格(しかく)()えると(おも)います。

情報処理安全確保支援士試験

サイバーセキュリティに(かん)する専門的(せんもんてき)知識(ちしき)技能(ぎのう)(ゆう)しているかどうかを確認(かくにん)する試験(しけん)です。 合格後(ごうかくご)所定(しょてい)登録手続(とうろくてつづ)きを(おこな)うと、「情報処理安全確保支援士(じょうほうしょりあんぜんかくほしえんし)(登録(とうろく)セキスぺ)」となります。 ロゴマークを名刺等(めいしとう)掲示(けいじ)できたりと、情報処理推進機構(じょうほうしょりすいしんきこう)(ほか)資格(しかく)とは(こと)なります。 料金(りょうきん)(たか)いため、会社(かいしゃ)補助(ほじょ)がないと(すこ)(きび)しいかもしれません。

民間資格一覧

シスコ技術者認定

シスコ(しゃ)(おこな)っているネットワーク技術(ぎじゅつ)認定試験(にんていしけん)です。 エントリー、アソシエイト、プロフェッショナル、エキスパート、アーキテクトの5つのレベルがあります。 5つのレベルすべてが国際資格(こくさいしかく)となります。 料金(りょうきん)(すこ)(たか)いため、会社(かいしゃ)補助(ほじょ)がないと(すこ)(きび)しいかもしれません。

ノベル認定技術者

ノベル(しゃ)(おこな)っているネットワーク技術(ぎじゅつ)認定試験(にんていしけん)です。国際資格(こくさいしかく)となります。 システム管理者向(かんりしゃむ)けと、システム構築(こうちく)エンジニア()けの2つのカテゴリがあります。

オラクル認定技術者制度

オラクル(しゃ)(おこな)っているデータベース技術(ぎじゅつ)認定試験(にんていしけん)です。 ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの4つのレベルがあります。 ブロンズのみ国内(こくない)資格(しかく)となり、シルバー以降(いこう)国際資格(こくさいしかく)となります。 料金(りょうきん)(すこ)(たか)いため、会社(かいしゃ)補助(ほじょ)がないと(すこ)(きび)しいかもしれません。

PMP(ぴーえむぴー)

PMI本部(ぴーえむあいほんぶ)認定(にんてい)しているプロジェクトマネジメントに(かん)する国際資格(こくさいしかく)です。 情報処理推進機構(じょうほうしょりすいしんきこう)のプロジェクトマネージャ試験(しけん)比較(ひかく)すると、受験資格(じゅけんしかく)維持(いじ)などの(めん)でかなりの(ちが)いがあります。 料金(りょうきん)(たか)いため、会社(かいしゃ)補助(ほじょ)がないと(すこ)(きび)しいかもしれません。

ITIL(あいてぃる)

IT(あいてぃー)サービスマネジメントについての知識(ちしき)(ゆう)しているかどうかを確認(かくにん)する試験(しけん)です。 ファンデーション、プラクティショナ、インターミディエイト、エキスパート、マスターの5つのレベルがあります。 5つのレベルすべてが国際資格(こくさいしかく)となります。 料金(りょうきん)(たか)いため、会社(かいしゃ)補助(ほじょ)がないと(すこ)(きび)しいかもしれません。

CISA(しさ)

アメリカに本部(ほんぶ)()ISACA(いさか)(おこな)っているシステム監査(かんさ)についての知識(ちしき)(ゆう)しているかどうかを確認(かくにん)する試験(しけん)です。 認定(にんてい)されるためには、合格後(ごうかくご)実務経験(じつむけいけん)必要(ひつよう)です。 料金(りょうきん)(たか)(うえ)維持(いじ)大変(たいへん)であるため、(きび)しい資格(しかく)()わざるを()ません。

CISM(しすむ)

アメリカに本部(ほんぶ)()ISACA(いさか)(おこな)っている情報(じょうほう)セキュリティについての知識(ちしき)(ゆう)しているかどうかを確認(かくにん)する試験(しけん)です。情報(じょうほう)セキュリティ・プログラムの管理経験者(かんりけいけんしゃ)のみを対象(たいしょう)としている(てん)特徴(とくちょう)があります。

CIW(しーあいだぶりゅ)

インターネット技術者(ぎじゅつしゃ)のための特定(とくてい)のベンダーに依存(いぞん)しない中立的(ちゅうりつてき)試験(しけん)です。 (ほか)民間資格(みんかんしかく)のとは(こと)なり、職種(しゅくしゅ)ごとに構成(こうせい)されているのが特徴(とくちょう)です。

MCP(えむしーぴー)

マイクロソフト(しゃ)(おこな)っている、マイクロソフト製品(せいひん)(たい)する知識(ちしき)技能(ぎのう)認定試験(にんていしけん)です。 OS(おーえす)中心(ちゅうしん)に、非常(ひじょう)(おお)くのカテゴリとレベルがあります。 マイクロソフト製品(せいひん)(あつか)った業務(ぎょうむ)をメインとしている場合(ばあい)は、取得(しゅとく)検討(けんとう)すると()いでしょう。

C言語プログラミング能力認定試験

サーティファイ情報処理能力認定委員会(じょうほうしょりのうりょくにんていいいんかい)主催(しゅさい)している、C言語(しーげんご)のプログラミング能力(のうりょく)確認(かくにん)するための試験(しけん)です。 1(きゅう)から3(きゅう)までの3段階(だんかい)があり、1(きゅう)一番難易度(いちばんなんいど)(たか)いです。

オラクル認定Javaプログラマ

オラクル(しゃ)(おこな)っている、Java(じゃば)のプログラミング能力(のうりょく)確認(かくにん)するための試験(しけん)です。 ブロンズ、シルバー、ゴールドの3つのレベルがあり、ゴールドが一番難易度(いちばんなんいど)(たか)いです。

Javaプログラミング能力認定試験

サーティファイ情報処理能力認定委員会(じょうほうしょりのうりょくにんていいいんかい)主催(しゅさい)している、Java(じゃば)のプログラミング能力(のうりょく)確認(かくにん)するための試験(しけん)です。 1(きゅう)から3(きゅう)までの3段階(だんかい)があり、1(きゅう)一番難易度(いちばんなんいど)(たか)いです。

PHP技術者認定試験

PHP技術者認定機構(ぴーえいちぴーぎじゅつしゃにんていきこう)(おこな)っている、PHP(ぴーえいちぴー)のプログラミング能力(のうりょく)確認(かくにん)するための試験(しけん)です。 初級(しょきゅう)準上級(じゅんじょうきゅう)上級(じょうきゅう)の3つのレベルがあり、上級(じょうきゅう)一番難易度(いちばんなんいど)(たか)いです。

Pythonエンジニア認定試験

Python(ぱいそん)エンジニア育成推進協会(いくせいすいしんきょうかい)(おこな)っている、Python(ぱいそん)のプログラミング能力(のうりょく)確認(かくにん)するための試験(しけん)です。 2019年夏(ねんなつ)からは、基礎試験(きそしけん)(くわ)えて、データ分析試験(ぶんせきしけん)開始(かいし)される予定(よてい)となっています。

Ruby技術者認定試験制度

Ruby(るびー)アソシエーションが(おこな)っている、Ruby(るびー)のプログラミング能力(のうりょく)確認(かくにん)するための試験(しけん)です。 エンジニア、コンサルタント、講師(こうし)学生(がくせい)などを対象(たいしょう)としています。

VBAエキスパート

マイクロソフト(しゃ)Excel(えくせる)Access(あくせす)搭載(とうさい)されているVBA(ぶいびーえー)能力(のうりょく)確認(かくにん)する試験(しけん)です。 オデッセイコミュニケーションズが主催(しゅさい)しています。 プログラマ・IT(あいてぃー)エンジニア()けとうよりは、事務職向(じむしょくむ)きかもしれません。

HTML5プロフェッショナル認定試験

エルピーアイジャパンが(おこな)っている、HTML5(えいちてぃーえむえる)CSS3(しーえすえす)JavaScript(じゃばすくりぷと)などのWeb標準言語(うぇぶひょうじゅんげんご)能力(のうりょく)確認(かくにん)する試験(しけん)です。 レベル1とレベル2があり、レベル2のほうが(むずか)しいです。 レベル2試験(しけん)は、CIW(しーあいだぶりゅ)のスペシャリスト資格(しかく)(くら)べても(むず)しいと(おも)います。

Android技術者認定試験

Open Embedded Software Foundation(おーぷん えんべでっど そふとうぇあ ふぁんでーしょん)(おこな)っている、Android(あんどろいど)使用(しよう)したソフトウェアの開発能力(かいはつのうりょく)確認(かくにん)するための試験(しけん)です。 アプリケーション技術者向(ぎじゅつしゃむ)けとプラットホーム技術者向(ぎじゅつしゃむ)けの試験(しけん)があります。 アプリケーション技術者向(ぎじゅつしゃむ)けには、ベーシックとプロフェッショナルの2段階(だんかい)のレベルがあります。 プラットホーム技術者向(ぎじゅつしゃむ)けは、ベーシックのみとなっています。

プログラミングに関する資格の難易度

この記事(きじ)掲載(けいさい)している資格(しかく)難易度(なんいど)目安(めやす)をまとめました。 ITSS(あいてぃーすきるひょうじゅん)のキャリアフレームワークと認定試験(にんていしけん)資格(しかく)とのマップをベースにしています。 レベルの(あたい)(おお)きいほど(むずか)しい試験(しけん)です。

レベル 国家資格 民間資格
4 ネットワークスペシャリスト試験
データベーススペシャリスト試験
エンベデッドシステムスペシャリスト試験
システムアーキテクト試験
プロジェクトマネージャ試験
ITストラテジスト試験
ITサービスマネージャ試験
システム監査技術者試験
情報処理安全確保支援士試験
ITIL(インターミディエイト・エキスパート)
シスコ技術者認定(エキスパート)
オラクル認定技術者制度(プラチナ)
ITIL(エキスパート)
3 応用情報技術者試験
PMP
シスコ技術者認定(プロフェッショナル)
オラクル認定技術者制度(ゴールド)
オラクル認定Javaプログラマ(ゴールド)
ノベル認定技術者(エンジニア)
Android技術者認定試験(プロフェッショナル)
HTML5プロフェッショナル認定試験(レベル2)
PHP技術者認定試験(上級)
VBAエキスパート(プロフェッショナル)
2 基本情報技術者試験
情報セキュリティマネジメント試験
CISM
CISA
シスコ技術者認定(アソシエイト)
オラクル認定技術者制度(シルバー)
オラクル認定Javaプログラマ(シルバー)
ノベル認定技術者(アドミニストレータ)
Android技術者認定試験(ベーシック)
CIW JavaScript・スペシャリスト
CIW Perl・スペシャリスト
CIW HTML5 & CSS3・スペシャリスト
C言語プログラミング能力認定試験(1級)
HTML5プロフェッショナル認定試験(レベル1)
Javaプログラミング能力認定試験(1級)
MCP C#によるプログラミング
PHP技術者認定試験(準上級)
Ruby技術者認定試験制度(ゴールド)
VBAエキスパート(スタンダード)
1 ITパスポート試験
ITIL(ファンデーション)
シスコ技術者認定(エントリー)
オラクル認定技術者制度(ブロンズ)
オラクル認定Javaプログラマ(ブロンズ)
C言語プログラミング能力認定試験(2級・3級)
Javaプログラミング能力認定試験(2級・3級)
PHP技術者認定試験(初級)
Pythonエンジニア認定試験(基礎)
Ruby技術者認定試験制度(シルバー)
VBAエキスパート(ベーシック)

プログラミングに関する資格の経験年数別おすすめ

初心者

初心者(しょしんしゃ)(かた)は、無理(むり)資格(しかく)挑戦(ちょうせん)しなくても()いでしょう。 まずは、プログラミング技術(ぎじゅつ)(みが)いていくことをおすすめします。

中学生

今学(いままな)んでいる言語(げんご)(かん)する試験(しけん)があれば、(ちから)(ため)すという意味(いみ)受験(じゅけん)しても()いかと(おも)います。 (たと)えば、以下(いか)のようなものです。

  • C言語プログラミング能力認定試験
  • Javaプログラミング能力認定試験
  • PHP技術者認定試験
  • Pythonエンジニア認定試験
  • Ruby技術者認定試験制度

IT全般(あいてぃーぜんぱん)知識(ちしき)()につけたいということであれば、基本情報技術者試験(きほんじょうほうぎじゅつしゃしけん)勉強(べんきょう)(はじ)めてもよいでしょう。

高校生

・基本情報技術者試験
 電子科(でんしか)などがある一部(いちぶ)高校(こうこう)では、基本情報技術者試験(きほんじょうほうぎじゅつしゃしけん)受験(じゅけん)推奨(すいしょう)している学校(がっこう)があります。(はや)時期(じき)基本(きほん)()につけておくことは非常(ひじょう)大事(だいじ)です。もちろん、大学(だいがく)から(はじ)めても(おそ)くはありません。

試験(しけん)()けなくても、基礎知識(きそちしき)()につけるために参考書(さんこうしょ)()っておいてもよいでしょう。参考書(さんこうしょ)以下(いか)のどちらかがおすすめです。

大学生~社会人1・2年目

・基本情報技術者試験
・応用情報技術者試験
 大学(だいがく)の4年間(ねんかん)(まな)知識(ちしき)をきちんと理解(りかい)できていれば、応用情報技術者試験(おうようじょうほうぎじゅつしゃしけん)にも合格(ごうかく)できると(おも)います。多少(たしょう)ではありますが、就職活動(しゅうしょくかつどう)での評価(ひょうか)にもプラスされるので積極的(せっきょくてき)取得(しゅとく)しておきたいところです。

社会人3年目~

・応用情報技術者試験
 世間(せけん)では、3年働(ねんはたら)いて一人前(いちにんまえ)とよく()われます。筆者(ひっしゃ)(かんが)えですが、応用情報技術者試験(おうようじょうほうぎじゅつしゃしけん)IT(あいてぃー)エンジニアの一人前(いちにんまえ)だと認識(にんしき)しています。転職(てんしょく)ではさほどプラスになりませんが、派遣社員(はけんしゃいん)契約社員(けいやくしゃいん)などの場合(ばあい)には武器(ぶき)になると(おも)います。

社会人5年目~

・スペシャリスト試験
・業務に関連のある民間資格
 社会人(しゃかいじん)5年目以降(ねんめいこう)は、専門性(せんもんせい)(たか)める時期(じき)です。スペシャリストなどの専門業務(せんもんぎょうむ)(ちか)資格(しかく)取得(しゅとく)するのがおすすめです。

社会人10年目~

・論文のあるレベル4試験
・PMP
 社会人(しゃかいじん)10年目(ねんめ)ともなれば、多少(たしょう)なりともマネジメント知識(ちしき)必要(ひつよう)となってくるはずです。プロジェクト管理系(かんりけい)知識(ちしき)()につけておけば、(はたら)(かた)見直(みなお)しにも役立(やくだ)ちます。(うえ)目指(めざ)(ひと)には是非(ぜひ)とも挑戦(ちょうせん)してほしい資格(しかく)です。

よくあるご質問

おすすめのプログラミング/ITエンジニアの資格は?

あなたの現在の職業やキャリア・経験年数によって異なります。
筆者のおすすめは以下の通りです。
・中学生/高校生:基本情報技術者試験
・大学生~社会人1・2年目:基本情報技術者試験、応用情報技術者試験
・社会人3年目~:応用情報技術者試験
・社会人5年目~:スペシャリスト試験

プログラミング/ITエンジニアの資格は就職に役立つ?

高校生なら「基本情報技術者試験」、大学生なら「応用情報技術者試験」を持っていると多少影響はあるかもしれませんが、ほとんど有利になることはありません。
また、ITエンジニアを目指しているなら、ITパスポートは全く意味はないです。

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