この記事は、

どうやったら、プログラムがうまく書けるようになるのかなぁ?
と思っている方へ向けての記事になります。
対象 | プログラミング初学者 |
記事概要 | 筆者がプログラミングを上達させることができた方法について記載しています。 |
筆者 | プログラミング歴20年以上。 大手電機メーカーでの製品開発およびマネジメント経験がある現役エンジニアです。 現在はITエンジニアの教育も担当しています。 |
はじめに
プログラミング力を上達させる方法・・・それは、
「とにかくプログラムを書くこと!」です。
すごく当たり前の話だと思いましたよね?
すごく当たり前の話だからこそ、かなりの人に当てはまる内容だと自信を持って言えます。
※筆者の経験だけでなく、たくさんの若手エンジニアを見てきた経験からの結論です。
次の項目で、「筆者がプログラムをうまく書けなかった時代」の体験談を載せていますので、まずはその体験談に目を通してみてください。
同じような状態に陥っている方には効果がある方法だと思います。
プログラムがうまく書けなかった時代(体験談)
筆者がプログラミングを始めたのは、大学生になってからでした。
教科書の例題や講義の課題は問題なく解けていたため、特にプログラミングが苦手だとは思っていませんでした。しかし、筆記形式の試験を受けた際に「どうやって書くんだっけ」という状態に陥ってしまいました。
プログラムは簡単にコピー&ペーストできてしまいます。そのため、課題を解く際に「前に作ったプログラムをコピー&ペーストして必要な箇所だけ修正する」といったやり方をしていました。
つまり「変更はできても、新規で作ることができない状態」になっていたのでした。
なぜプログラムがうまく書けないのか?
プログラムをうまく書けない理由・・・それは、
プログラムの「文法」や「読み方」を知っていても、「書き方」を知らなかったからに他なりません。
プログラミング言語とは異なりますが、同じく言語である英語で例えてみるとわかりやすいでしょう。英語の単語や文法を知っていれば、英文は読める(訳せる)と思います。
では、書いたり話したりはできるでしょうか?
大半の人は書く練習、話す練習をしないと難しいのではないかと思います。
プログラミング言語も同じであると言えます。
「書く」練習をしないとプログラムは書けないのです。
何度も何度も書いて、自由自在に操れるようになるまで覚えていくしかありません。
プログラムがうまく書けるようになったと実感するまでにやったこと
ただし、「とにかくプログラムを書く」と言っても、やみくもに書いても学習効率は良いとは言えません。
そこでプログラミングの学習効率を高めるために、以下のような手順でプログラムを作っていくと良いでしょう。この方法で進めていくと、ITエンジニアに必要な「論理的思考力」も身についていきます。
- 作りたいものを決める(目的・ゴールを決める)
- どうやったら作れるのか考える(調べる)
- 実際にプログラムで書く
- うまくいかない(動作しない)場合は、(2)に戻って徹底的に考える。
「自分の頭で考えてプログラムを書く」のが大事になります。インターネットで調べた内容をそのまま使うのは良いですが、どのように動作しているのか、なぜこの処理が必要なのかを理解しておくのがポイントです。
できれば、コピー&ペーストするのではなく、自分のプログラムに合うようにアレンジして書いていくのが良いと思います。
筆者の場合は、たしか大学3年生の頃から上記の方法を始めたと思います。
もしあなたがITエンジニアを目指しているのなら、就職活動が始まる前に上記の方法を使って、何か1つ作り上げた経験をしておくと良いでしょう。
まとめ
プログラミング力を上達させる方法を紹介しました。ポイントは以下の通りです。
- 「とにかくプログラムを書くこと」
- やみくもに書かず、「作りたいもの(ゴール)を決めて、どうやったら作れるのか考える」論理的思考力を身につける
あなたのプログラミング学習の参考になれば幸いです。
本ブログでは、ITエンジニアを目指している方に参考になりそうな情報も掲載しています。筆者の経験や実際の年収例などを公開していますので、興味がある方は以下のリンクからどうぞ。

コメント