【行くべきか?】プログラミングスクールは高すぎる?【無料や給付金もあるよ】

プログラミングスクールについて ITエンジニアの始め方
本ページは、プロモーションを含んでいる場合があります。
対象プログラミングスクールに行くべきか悩んでいる方。
概要プログラミングスクールの選び方やメリット・デメリットなどを解説しています。無料や給付金が使えるプログラミングスクールについて調査した結果も載せています。
筆者Zuu [ ]

ITエンジニア歴15年以上。
大手企業でも中小企業でもマネジメント経験がある現役エンジニア(管理職)。
資格も積極的に取得。採用も担当。
プロジェクトマネージャ試験合格証書

はじめに

コロナ禍の影響もあり、給与レベルがそこそこ高く、リモートでも働きやすい「ITエンジニア」になりたいと思う人が増えてきていますね。

また、転職市場もまだまだ活発のようです。

  • コロナ禍でも成長した数少ない業界であり、今後も成長が見込める。
  • 今いる業界はコロナ禍で業績が悪化しており、将来に不安を感じる。
  • リモートワークといった「働きやすい環境」を構築しやすいと思う。
  • 自分のスキルひとつで「環境」や「待遇」を手に入れられることに魅力を感じた。
  • 業績が安定している分野なので、自己成長に集中しやすい環境だと思う。
  • もともとIT業界に興味はあったが、オンラインで提供されるサービスを利用することが増え、さらに意欲が上がった。

コロナ禍で急増している「未経験IT就職」の実態

経験の豊富なベテランエンジニアだけでなく、ポテンシャルを期待した未経験エンジニアの採用熱も高まっています。なかでも、未経験者ニーズが高いのはクライアントワークを行う受託開発・SES企業です。一方で、2022年下半期から社内SEのポテンシャル採用に踏み切る事業会社も見られ、資格保有など自己研鑽へ動き出している人材であれば監視保守経験しかなくても、育成を前提に採用されるケースが増えています。

筆者が働いている会社でもリモートワークを推進していますが、通勤のストレスから解放されるのは本当にありがたいです。
※そのせいで少々運動不足気味ですが・・・。

とはいえ、もしあなたが情報系以外の学部に所属していたり、別の業界で働いている場合は、ITエンジニアを目指したいと思っていても様々な不安があるのではないかと思います。

例えば、

  • 知識が全くない状態からでも、本当にITエンジニアとしてやっていけるか
  • プログラミングスクールに通ったのに、就職or転職できないなんてことになったらどうしよう

などが挙げられると思います。

この記事では、上記のような不安を抱えている人のために、ITエンジニアになるためにプログラミングスクールどう活用するかという点を解説しています。

ネットでは「プログラミングスクールは無駄」なんて声がちらほらありますが決してそんなことはありません。うまく活用することが大事なのです。そのためには、まずプログラミングスクールのことを理解しましょう。

プログラミングスクールについて

プログラミングスクールについて

プログラミングスクールは、何するところ?(内容)

プログラミングスクールとは、文字通り「プログラミング」スキルを学ぶことに特化した学校です。主にプログラミング未経験の方を対象としています。

単にプログラミングを学ぶところもあれば、最終的にITエンジニアとして就職(転職)することを目的としているところもあります。

プログラミングスクールに行くべきか悩んでいるという状況であれば、まずはあなたが何を目的としてプログラミングを学びたいと考えているのか今一度整理しておくと良いでしょう。

「リモートで働くITエンジニアになりたい」など、どうなりたいのか考えてみましょう。

プログラミングスクールのメリット、デメリット

プログラミングスクールのメリット

プログラミングスクールのメリットは、短期間でプログラミングを学べるという点につきるでしょう。大学や専門学校で学ぶ場合はだいたい4年かかりますからね。

また、社会人の方でも学びやすい環境が整っていることもメリットとしてあげられます。異業種からの転職を目指している場合には、有力な選択肢となることでしょう。

ご自身の環境に合ったプログラミングスクールを選ぶことが重要となります。

プログラミングスクールのデメリット

一方、デメリットとしては、短期間で学ぶため、「詰込み」教育になりやすいという点があげられます。そのせいで難易度は少し高めになっていると思われます。十分に学習時間を確保して、授業についていけるように努力することが求められるでしょう。

また、授業料が高い点もあげられます。ただ、探せば無料のプログラミングスクールや、後払いや分割払いが選択できるプログラミングスクール、給付金を使うことができるプログラミングスクールというのも存在します。

本記事の後半では、無料や給付金を使うことができるプログラミングスクールをまとめてあります。参考になれば幸いです。

金額面に関しては条件がついていることが多いので、公式サイトや無料カウンセリングなどでよく確認しましょう。

あと、実務経験が身につかないといった意見も見かけますが、それは大学や専門学校も変わらないです。大学や専門学校ならインターンで実務経験を積むこともできますが、インターン経験のある人はかなり小数です。また、長期インターンでなければ期間としては1~2カ月なので、正直誤差の範囲と言えます。

筆者が働く企業にもインターン生が来たことがありますが、期間はだいたい2カ月でした。 この期間でできることは限られているので、大きなハンデになることはないでしょう。

プログラミングスクールの授業料はいくら?

授業料はプログラミングスクールによってかなり異なりますが、相場は以下のような感じです。

1か月あたり10万円~25万円
期間3カ月~4カ月

これを見て授業料が高すぎると感じた方は、無料や給付金を使うことができるプログラミングスクールを探してみると良いでしょう。

筆者が探した結果は、本記事の後半にまとめてあります。よければ参考にしてみてください。

授業料に関しては、正直筆者も高いなぁと思ってしまいます。授業料が高いところは質問し放題だったりと、サービスが良かったりするので、受けられるサービスに見合っていると感じられるかご自身で判断してください。

プログラミングスクールの授業についていけない人はどんな人?

「プログラミングスクールのデメリット」の箇所で、短期間で学ぶため「詰込み」教育になりやすいと説明しました。

よって、授業の時間だけでなく、予習や復習などにも学習時間を確保できない人には厳しい(挫折しやすい)でしょう。

社会人の方で、帰宅後に疲れ切っているというような人は、まず残業時間を減らしたり、通勤時間を減らすなど、学習時間を確保するために環境を整えることが重要となります。

あとは、「わからないこと」を積極的に質問できない方は要注意です。講師は質問されることに慣れていますので、恥ずかしがらずにどんどん質問していきましょう。

ITエンジニアになっても「わからないこと」だらけです。むしろ「わからないこと」を解決していくことがITエンジニアの仕事といっても良いくらいです。恥ずかしいと思う気持ちやプライドを捨てて、質問できる方が活躍できます。

プログラミングは完全に未経験という方は、以下の記事でプログラミングに必要な考え方を身につけておくと良いかもしれません。

プログラミングの基本となる3つの処理【順次・分岐・反復】とフローチャート
プログラミングの基本となる3つの処理【順次・分岐・反復】をイメージ図でわかりやすく解説。プログラミング学習の一番最初に身につけましょう。順次・分岐・反復それぞれのフローチャートの書き方も掲載。

プログラミングスクールに必要なもの

ロボット制御などの組込み系を目指すのでなければ、基本的にはパソコン(あまり古いものでなければ)とインターネット環境があれば大丈夫です。

パソコンに関しても、Windows、Macのどちらでも問題ありません。もし、どちらかに強制されるようなプログラミングスクールであれば、今持っているパソコンが使えるプログラミングスクールを選ぶというのも1つの手です。

あとは、時間とやる気です。プログラミングに興味はないけど稼ぎたいという方にはおすすめしません。

プログラミングスクールの選び方

プログラミングスクールを選ぶ上で重要なポイントとしては、「続けられそう」と思えるかどうかだと思います。

何かを学ぶ際には、「環境」が大事です。

プロスポーツでも、コーチによって選手の成績が変わったりしますよね?
プログラミングについても同じことが言えます。

気になるプログラミングスクールを見つけたら、公式サイトをよく読んで「続けられそう」と思えるか、その後に無料カウンセリングを受けてみて、そのスクールの雰囲気が「自分に合っていそう」と思えるかで判断すると良いかと思います。

合わない環境で続けるのは、本当に辛いです。ちょっとでも違うと感じたことがあれば別のスクールと比較してからでも良いですね。「急がば回れ」です。焦らなくて大丈夫です。

大学生、既卒の方(第二新卒など)で働いていない方

大学の授業料とプログラミングスクールの授業料を二重で払うのはさすがにきついですよね。

大学生の場合は、授業料が減額されるプログラミングスクールもあるので、色々調べてみるのが良いでしょう。

また、在籍している学部によってはプログラミングスクールが不要ということもあります。大事なお金を払う前に情報を集めておきましょう。

情報系の学部の方

情報系の学部に在籍していて(もしくは卒業していて)、プログラミングの経験があるというのであればプログラミングスクールで改めて学ぶ必要はないかと思います。

もし、何か知識等が不足していると感じている or 新たに何か学びたいという方は、プログラミングスクールではなく、UdemyやProgateのほうが向いているかもしれません。

情報系の学部以外の方

数学系や物理系の学部の方であれば、何らかの演算のためにプログラミングを使ったことがあるでしょう。そのような方で、プログラミングは苦手でなかったという方にはプログラミングスクールは向いていると思います。

筆者が面接した方の在籍学部を多い順に並べると以下のような感じです。
「情報系 > 物理系 > 数学系 > その他」
※稀に文系の方もいらっしゃいます。

社会人の方で、仕事しながら(働きながら)学びたいという方

ITエンジニアも社会人に含まれますので、今まで学んできた社会人マナーはそのまま通用します。

それ以外に必要となるスキルは、大きくわけると以下の2つです。

  • プログラミングスキル
  • ITエンジニアとしての仕事術

プログラミング未経験でも募集している企業がありますが、そのような企業ではITエンジニアの素養がないと判断されるとオペレーターをやらされたり、望んでいたものとは違うことをやらされるという話も聞きます。

よって、良い環境で働きたいという方には「転職支援」のあるプログラミングスクールが良いと思います。

ITエンジニアとしての仕事術については、本ブログでもいくつか公開していますので、よろしければご覧ください。
※もちろん入社後に学んでも問題ないものです。
※ただ、スタートダッシュを決めた方がキャリアアップしやすいのも事実です。

ITエンジニアの始め方(ITエンジニアになるには)
ITエンジニア歴15年以上の筆者が、ITエンジニアになるために必要な情報(予備知識や始め方など)を公開しています。筆者の経験や実際の年収例なども公開していますので、1つのモデルケースとしてお考えください。

プログラミングスクールは高すぎる?無料or給付金が使えるスクール

プログラミングスクール

ITエンジニアになるためには、大学で情報学を学ぶのが一般的です。

ですが、一度社会に出てから改めて大学で4年間学ぶというのは現実的ではないですよね。そこで出番となるのがプログラミングスクールです。

プログラミングスクールは、短期間でITエンジニアになるための最低限の知識を学ぶことができます。もちろん大学で4年間学ぶのに比べれば知識面では劣ることもあるでしょう。

ただ、大学ではプログラミングや情報学は学んでも「ITエンジニアとしてのモノづくり」そのものを学ぶ機会はあまりありません。そのため、プログラミングスクールで「ITエンジニアとしてのモノづくり」を学べば、情報学部卒の新入社員より立ち上がりが早いということもあり得ます。

また、プログラミングスクールは高額な授業料がネックになることも多いですね。
※大学4年間に比べれば安いですが、それでも結構なお値段ですよね。

そこで、本記事では、金銭的な負担が少ないプログラミングスクールを調査した結果をご報告いたします。もちろん、授業料が安いだけでなく、転職成功率も高いところだけに絞っていますのでご安心ください。

無料! GEEK JOB(ギーク ジョブ)

「え、無料なんてあるの?」とお思いの方もいるかと思いますが、あるんです。

GEEK JOBキャンプでは、転職エージェントと同じように、転職成功時に提携企業から報酬をもらえる仕組みとなっているため無料で運用できているようです。転職が成功しないとスクール側も報酬ももらえないため、ITエンジニアとして転職できるだけのスキルを身につけられるカリキュラムとなっています。

現役エンジニアを対象とした「プログラミングスクールのイメージ調査」でも高評価を獲得しているので、かなりおすすめできるスクールです。

無料である「スピード転職コース」は20代限定なので、20代の方はチャンスですね。GEEK JOB(ギーク ジョブ)の公式サイトは以下のリンクからどうぞ。

GEEK JOB

※ちなみにGEEK(ギーク)とは、「卓越した知識があること、あるいはそうした者を指すアメリカの俗語」です。

教育訓練給付金制度が使える超大手プログラミングスクール

最後は、超大手のプログラミングスクールです。超大手のプログラミングスクールは、教育訓練給付金制度が使えるのが魅力となっています。

働く方々の主体的な能力開発やキャリア形成を支援し、雇用の安定と就職の促進を図ることを目的として、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に、受講費用の一部が支給されるもの

教育訓練給付制度

超大手は、本当に今までの実績がすごいです。卒業生数が圧倒的ですね。教育訓練給付金制度の対象ということは、国の指定基準を満たす講座が用意されているということなので、学べる内容も文句なしです。安心感が欲しいという方におすすめですね。

教育訓練給付金制度が使えるプログラミングスクールには、以下のスクールなどがあります。

まとめ

プログラミングスクールとは何するところなのか、どういう風に選んだら良いのかを解説しました。

また、授業料が高くて行くべきか悩んでいるという方向けに、金銭的な負担が少ないプログラミングスクールを調査した結果を紹介しました。プログラミングスクールを選ぶ際の参考になれば幸いです。

よくあるご質問

プログラミングスクールは、何するところ?

「プログラミング」スキルを学ぶことに特化した学校です。単にプログラミングを学ぶところもあれば、最終的にITエンジニアになることを目的としているところもあります。

プログラミングスクールの授業料はいくら?

相場としては、1月あたり10万円~25万円になります(かなりバラバラです)。中には、無料のスクールや給付金が使えるスクールも存在します。この記事では、金銭面で優遇措置のあるスクールを調べた結果も載せていますので良ければ参考にしてください。

無料のプログラミングスクールなんて本当にあるの?

あります。就職した企業より報酬をもらって、授業料を無料しているスクールがあります。

知識ゼロからの未経験転職は本当に可能?

可能です。それを可能にするカリキュラムが準備されています。ただし、誰でもというわけにはいかないのが実情です。十分な学習時間の確保とやりきる覚悟が必要になります。

何歳から通ったほうがよい? 何歳までに通ったほうがよい?

プログラミングには少なからず英語を使用するので、ある程度英語に抵抗のない年齢から通うほうが良いです。また、ITエンジニアへの転職を目指しているのであれば30代になる前に通ったほうが支援を受けやすくなります。

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